飲食店の皆さん、LINE公式アカウントを活用していますか?
最近は、飲食店でもLINE公式アカウントを使うお店が増えてきています。
LINE公式アカウントは、無料でメッセージ配信や友だちとチャットができる便利なツールで、リピーター増加を狙える機能がたくさん詰まっています。
しかし、便利な機能が多すぎて、普通のテキストメッセージしか送れていないお店もあるかもしれません。
今回は、僕が飲食店でLINE公式アカウントを運用代行している中で、特に集客に効果的だと感じた3つの機能を紹介したいと思います。
まずはじめに、2023年6月に予定されているLINE公式アカウントの実質的な値上げについてお話ししましょう。
友だちを集めるのにも時間がかかるので、まだ使っていないお店は早めに始めることをおすすめします。
また、無料で送信できるメッセージ数が1000通から200通に減るため、計画を立てて活用することが大切です。
それでは、おすすめの3つの機能を見ていきましょう。
リッチメニュー
リッチメニューは、トーク画面下部に設置できるクリックできるメニューです。
ネット予約窓口、ウェブサイトへのリンク、ショップカード、最新の料理メニューが確認できるページへのリンクなど、最低限これらを設置しておくと、お客さんが知りたい情報にアクセスしやすくなります。
画像のデザインも割と自由に決められるので、お店のコンセプトに合ったデザインを作ってみましょう。
私はデザイン関係はパソコン・スマホの両方で無料でデザイン作成できるCanva(https://www.canva.com/)を使ってリッチメニューや後述のリッチメッセージを作成しています。
リッチメッセージ
リッチメッセージは、クリックできる画像タイプのメッセージです。
テキストだけのメッセージでは長いと読まれないこともあるし、画像だけではアクションにつながらないことがあります。
リッチメッセージを使うことで、クリックを促すような文言を記載した画像を送って、お客さんが詳細な情報を見に行くきっかけを作ることができます。
ショップカード
ショップカードは、LINEで管理できるポイントカードです。
来店のたびに、ポイント付与QRコードを読み取ってもらうと、ポイントが貯まっていきます。
貯めたポイント数に応じて特典を用意しておくことで、次回来店へのきっかけを作ることができます。
ショップカード作成時に注意したいのが、特典検討時に「目的を見失わない」という点です。
次回来店につながるという確信があるのであれば「コーヒー1杯無料」という特典でも問題ないのですが、そこまで考えずに「何なら特典としてだせそうか」という考えになりがちです。
結局お客様にとって魅力にならない特典を作ってしまい、リピートされないという負のループが出来上がります。
コスト意識も大事ですが、そもそもリピートしてもらうことが目的なので特典内容はしっかり考えましょう。
まとめ
これら3つの機能を使いこなすことで、飲食店の集客戦略がより応用的になります。
リッチメニュー、リッチメッセージ、ショップカードをフル活用して、お店主導でお客様の来店意欲を高めましょう。
僕が担当している飲食店の中には、これらの機能を活用して、「メッセージ配信 → ネット予約受付」までをLINE公式アカウントだけで実現しているお店もあります。
もちろん、LINE公式アカウントだけを使っているので、無料です。
単純なメッセージ送信だけでなく、集客につながるLINE公式アカウントの使い方をマスターしましょう。
飲食店経営者の皆さん、ぜひ、これらの機能を活用してリピーターを増やし、お店の集客力を高めてください。
お店の個性を活かしたLINE公式アカウント運用で、さらなる成功を目指しましょう。