【実店舗の集客を増やす】来店意欲を増やすための、タッチポイントの考え方

タッチポイントを意識すると、集客効果が変わる

店舗ビジネスの集客を考える際に、”タッチポイント”の意識はできていますか?

タッチポイントとは、「お客様との接点」のことです。

例えばInstagramやグルメサイト、ウェブサイト、看板など「お客様がお店の情報と接する部分」がタッチポイントになります。

このタッチポイントを意識することは、集客を向上させる最も大切な要素の一つになります。

では、なぜタッチポイントを意識することが集客において重要なのでしょうか?

タッチポイントの把握は、費用対効果を向上させる

今の時代、お客様は日々多くの情報を浴びており、自分に必要ない・興味のない情報はすぐに忘れてしまいます。

タッチポイントを意識することで、「お客様が必要としている情報を発信」することができるようになり、「覚えておきたい情報」「アクションしたい情報」という判断につなげることができます。

この判断を積み重ねていくことで、実際の来店や購買に繋がっていきます。

お客様とのタッチポイントを把握できていないと、本来お客様が知りたい情報を発信できず、集客につながりません。

例えば、営業時間を知りたくてGoogleで検索したのに、出てきたGoogleビジネスプロフィールの情報が間違っていたり、記載がなかったりすると、お客様にとっては再検索する手間が増え、きちんと情報を出している競合に流れていってしまいます。

つまり、タッチポイントごとにお客様の求めている情報を把握し正しく発信することが集客につながる近道ということです。

業種業態ごとにタッチポイントは違う

仮に、あなたのお店のコンセプトが「30代女性がメインターゲットのイタリアンレストラン」だったとします。

この場合、想定されるタッチポイントは下記のとおりです。

オンライン:Instagram・Googleビジネスプロフィール・グルメサイト・ウェブサイト
オフライン:看板・クチコミ

上記のタッチポイントで情報を出していないのは論外ですが、出している情報の内容もお客様が求めている内容に合わせる必要があります。

なぜなら、それぞれタッチポイントで“お客様の気持ち”が違うからです。

例えば、「Instagram=近所にこんなお店があることをはじめて知った」「Googleビジネスプロフィール=場所はどこかな?行きたい曜日の営業時間は何時かな?」「看板:このお店ってどんな料理が食べられて、内観はどんは雰囲気なのかな?」など、タッチポイントごとに抱いている気持ちは違います。

ですので、タッチポイントごとに伝える情報は“お客様の気持ち”に合わせて調整する必要があります。

これさえできてしまえば、あとは「見る人」か「次のタッチポイントへの転換率」を増やせば来店数が上がり、売り上げが上がっていきます。

タッチポイントの把握は、集客向上に直結する

「え、こんなところの情報を見て来てくれたの!?」といったように、お客様とのタッチポイントを把握できていない店舗ビジネスは数多くあります。

特にウェブ上では多くの場所にお店の情報が掲載されていて、すべて把握できていないことはよくあることです。

ですが、最低でも過半数のお客様が使用していそうなタッチポイントは、掲載内容も含めてすべて把握しなくてはなりません。

お客様はお店のことをはじめて知ったからと言って、すぐに行こうという気持ちになりません。

ですので、タッチポイントごとに最適な情報を配置し、お客様の「行きたい気持ち」を高めることが集客における大事な考え方になります。