【最初に】みせうぇぶの集客に対する3つの考え方【読んでね】

はじめまして

みせうぇぶの平石です

私は現在、店舗ビジネス向けにウェブ集客を中心としたウェブコーディネート事業を営んでおります

ありがたいことに、常時10店舗以上のお店のお手伝いをさせていただいております

そのお手伝いの中で得た経験や知識をお店ビジネスを営む皆様に使っていただきたいと思い、月に数回お役立ち情報としてウェブ活用の方法や考え方を公開しています

この記事では、これまでの私の経験から編み出した【店舗集客を成功させるための3つの考え方】をご紹介しています

あなたのお店の集客や経営に活用していただければ嬉しいです

①売上=マーケティング=経営

店舗経営は売上が最も重要です

売り上げが重要な理由は、人材を雇うのも利益を確保するのも、すべて売り上げが必要だからです

スタッフを雇ったり、設備投資や新メニュー開発、最終的な利益を得るためには売り上げは必要になります

また、売上の確保は店舗経営を行う経営者の心のゆとりにもつながります

売上のためには、マーケティングが必要

マーケティングとは販促だけでなく、人材確保や教育、仕入れ先への影響などが含まれます

継続的な売上向上のためにはスタッフが必要であり、人気のお店は魅力的なお店という認識が広がるため、スタッフを集めやすくなります

そして、そのスタッフが成長すれば単価アップやリピート率向上につながります

また、仕入れ先もスタッフやお客様に好まれているいいお店に対しては、いい情報をくれるものです

仕入れ先とうまく付き合い、仕入れ原価を調整できれば利益率を上げることもできるでしょう

つまり、集客とは販促だけでなく、人材確保や教育、仕入れ先への影響を含めたマーケティングであり、経営を考えることと同義なのです

よって、集客とはマーケティングであり、経営なのです

②お客様の来店導線全体を考える

お客様は一つのプラットフォームだけで来店を判断していない

飲食店で言えば、Googleビジネスプロフィールでお店を認知し、グルメサイトで詳細を知り、Instagramでリアルなお店の情報を知ります

欲しい情報によって、使うプラットフォームが違うのが今のお客様です

来店導線全体を考えることで、お客様がそのプラットフォームでどんな情報を求めているのか?を考えることに繋がります

※プラットフォーム:SNSやGoogleビジネスプロフィール、ウェブサイト、業界ごとのポータルサイトなどウェブ上でお店の情報を発信できる場所と定義しています

来店導線の把握が、ボトルネック把握につながる

来店までの流れをせき止めているボトルネックを改善しなければ、他の個所を改善しても継続的な売上向上は見込めません

例えば飲食店の場合、ネット予約数を増やすためにはPV数か予約決定率を上げるべきなのですが、LINE公式アカウントを始めてしまうといったちぐはぐな集客策を始めてしまいがちです

本来であれば、PV数を上げる方法も予約決定率を上げる方法も違うのに、導線を把握していないことで無意味な取り組みを行ってしまうのです

※ボトルネック:一連の流れの中で、その流れを阻害している部分や要因

目的と手段のはき違いを回避する

「なぜ、その取り組みを行っているのか?」という質問に明確に答えられない場合、手段が目的化してしまっている可能性が高いと考えます

店舗ビジネスにおける取り組みは、お客様を来店に近づけるための手段であるはずなのに、答えられないということはやっている意味がないのです

例えば、Instagram運用をしている場合、目的としては認知拡大なのだが、その目的を忘れて(または知らずに)なんとなく更新しているという状態が挙げられます

実際、こんな状況に陥っているお店は多いです

認知拡大のためにInstagram投稿をしているはずなのに、Instagram投稿ができればOKという手段の目的化が生じてしまっています

こうなってしまうと、お客様がInstagramを見た後どんな反応をしているのかわからず、結果的に運用を辞めてしまうことになります

これは、お客様の来店導線全体を把握できていないことで目的と手段をはき違えてしまうことで発生します

よって、お客様の来店導線全体を把握することが必要といえるのです

③WHY起点で考え、強み=軸を伸ばしていく

WHYで考えると、お店に軸ができ、相手の共感を得やすくなる

「なぜあなたはそのお店を経営しているのですか?」

「なぜその商品がおすすめなのですか?」

お客様は商品の機能ではなく、その背景にある「なぜ=ストーリー」に共感し購買(来店)します

なので、お店の軸を作り、共感してもらうべきなのです

広く世の中に知ってもらい、共感してもらい、来店してもらう…そのためにSNSやウェブサイトなどを手段として活用することで、売上につなげることができます

限られたリソースを強み=軸に集中することで、お客様の頭の中の第一想起を獲得できる

店舗ビジネスの場合、お客様はほぼ確実に他店と比較検討をしています

比較検討されたとき、強みのないお店は行く理由がないので除外され、魅力のある別のお店を選択します

強みに集中することで、比較検討時に有利に働き、第一想起を取れれば、比較検討に上がる前に来店が決まることもあります

なので、強みの発見や広報に限られたリソースを集中し、第一想起を取りに行くべきなのです

※リソース:お金や時間、人材などのこと
※第一想起:あるテーマについて、最初に頭に思い浮かぶもののこと

行き当たりばったりの取り組みは一時的な集客しか生まない

ネットで調べてみると、いろんな販促イベント例や企画の情報を見ることができます

ですが、何事もチャレンジしてみるというのは大事ですが、深く考えずにネットで拾った情報を鵜吞みにするのはおすすめしません

急遽開始した店内イベントやお店の強みやテーマと親和性が無い企画は、瞬間風速的に集客できるが、リピートに繋がりにくく、リピート戦略込みで考えなければ継続的な集客にはつながりません

また、イベントや企画頼りのお店になってしまうのは、そもそも理想のお店から外れることになるのではないでしょうか?

なので、行き当たりばったりのイベントや企画よりも、第一想起を取れるくらいの強いお店作りに注力するべきなのです

よって、お店の軸を作り、リソースを集中させて伸ばしていくことが、継続的な集客につながっていきます

最後に

ここまで読んでいただいて、ありがとうございました

世の中にはいろいろなウェブツールやプラットフォームがあり、「流行っているから」「みんなやっているから」という気持ちで手を出す店舗経営者が多く存在しています

本当に集客につなげたいのであれば、限られた時間や資金を本当に必要な部分に投資するべきではないでしょうか?

少なくとも今回ご紹介した私の考え方をご理解いただければ、「この取り組みは必要なのか?」という目線で集客戦略を考えることができるようになります

この考え方で集客(経営)戦略を考え、実行した結果、私のお手伝いするお店の90%以上がコロナ前(19年対比)の年商を超えることができました

しかも、大きな追加投資無しで実現できています

あなたのお店の売り上げが増加し、今以上に理想に近づくよう、祈っております

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