【ピンポイントの取り組みは】居酒屋の販促のコツをお教えします【集客できません】

「グルメサイトに掲載しているのに予約が増えない」

「SNSで情報発信しているのに、お客様から反応がない」

「何とかして集客数を上げたいけど、何をしていいかわからない」

居酒屋を経営している中で、このようなお悩みを持つ方も多いと思います。

本記事ではそのようなお悩みを持つ方にむけて、集客につながる販促のコツをお教えします。

ちなみに私は現在、約10店舗の飲食店の集客支援を行っており、その9割のお店が2022年の年商で2019年を超えています。

今回ご紹介するのは、私が実際に行っている販促戦略の一部となります。

▼集客につながる販促=全体最適を考える

現在の居酒屋のほとんどは何かしらの販促を行っています。

ネット上には多くのツールやInstagramの活用方法などがありますが、多くの場合、それだけで集客できるのはほんの一握りのお店だけです。

基本的に効果が出ていない=集客できていないお店は、最も大事な「お客様の気持ち」がわかっていません。

なので、Instagramを工夫してみたり、グルメサイトのプランを上げても効果が出ないのです。

結論から言えば、販促のコツは「認知~来店までのお客様の気持ち」を知ることです。

では、今の「お客様の気持ち」とはどういったものなのでしょうか?

「集客につながる販促」という点に限って言えば、「お客様の気持ち=お客様の来店までの導線設計とその内容をお客様の気持ちになって考える」ということです。

そして、導線を設計するということは、SNSだけやっている、グルメサイトだけ力を入れているだけではダメだということです。

つまり、集客につながる販促とは、お客様が「認知」してから「来店」するまでの一連の流れ全体を最適化するということです。

居酒屋におけるお客様の来店導線

▼部分最適な販促は、穴の開いたバケツ状態

全体最適しないといけない理由として、「バケツの穴が開いた状態」という例えが私の中ではしっくり来ています。

お客様は「流行りのものを知りたければInstagram・お店をピックアップするならGoogle・お店の詳細を知るならグルメサイト・安心感を得るためにウェブサイト…」といったように、基本的に一つのプラットフォームでは行動が完結しません。

「Instagramを更新しているけどお客様の反応がない」「グルメサイトのプランを上げたけど、そこまで集客できない」といった問題の本質的な原因はここにあります。

どんなにInstagramやグルメサイトに力を入れても、その次のステップで力を入れていないため、お客様が逃げて行ってしまうのです。

▼実際のお客様の気持ち・行動の変化を考える

例えば、Aさんが今度行く居酒屋を決める際にとる行動は次のような流れが考えられます。

「Googleでお店を調べる →複数店舗をピックアップし、詳細を知るためにグルメサイトを見る→きちんとしたお店か調べるためにウェブサイトを見る →来店を決定し、ネット予約する→実際に来店する」という導線で行動しています。

こう書いてみるとわかるのですが、お客様は”その時知りたいこと”によって使用するプラットフォームが違います。

私のお手伝いするお店では全体最適化を行い、販促に費用追加せずに年商・月商共に上げ続けています。

これは、来店までの全体を観測しながら、プラットフォームによって打ち出す内容や使用方法を変えている為です。

具体的に取り組んだことを簡単にまとめると下記の通りです。

✓Googleビジネスプロフィール:オーナー確認を行い、店舗情報を全て正しい最新内容にする。そして、最低週に一回最新情報の投稿を行う。

✓Instagram:直接的な広告文章は避け、お客様が見たいと思うような内容を投稿する。(季節の料理の紹介や特徴の紹介を行う。)

✓グルメサイト:スマホで見たときのトップページに特徴やウリを記載する。写真は「食べてみたい・気になる」と思ってもらえるようなクオリティの写真のみ使用する。

✓ウェブサイト:月に1回の最新情報を更新。(ブログ機能やニュース機能を使用)

✓ネット予約機能:少なくとも当日の開店直前まで予約を受け付ける設定にする。

少なくとも上記の内容であれば、追加費用を最低限に抑えながらお客様の知りたいニーズにこたえることができ、来店までの導線を設計することができます。

▼お客様の行動を把握し、全体をカバーする販促に取り組みましょう

販促というとネット以外にも看板やチラシ配布などオフラインで行う方法もあります。

ですが、「看板を出してみたけど、集客に影響がない」「クーポン付きのチラシを配布してみたけど、返りがない」という結果は良く発生します。

これも、お客様の気持ちと行動がわかっていない状態で取り組んでしまうためです。

「1次会はみんな予約していくけど、2次会はふらふら歩きながら探している。だから2次会利用に特化した看板を出す」といったようにお客様の動きを把握したうえで取り組まないと、お金の無駄です。

まとめると、集客につながる販促のコツは「お客様の気持ちと行動を理解し、その全体をカバーすること」です。

ここまでやって効果がない場合は、お店自体のコンテンツやQSCAH(質・サービス・清潔感・雰囲気・気遣い)という”お店自体”に問題があると考えられます。

あなたのお店の商品やQSCAHに問題がないと思うようでしたら、今回ご紹介した全体最適化に取り組んでみて下さい。

もし、自分や周りに相談する人がいなければ、初回無料で相談も受け付けておりますので、下記のLINE公式アカウントにお気軽にメッセージくださいね。

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